ユキコ道観点からものを見る
今朝、息子が手足口病にかかって、小児科行ってきたんですけどね。
絵本があったんですよ。
親指姫。
で、最後まで読んだら、
ツバメに乗った親指姫に、王子様が一目惚れ
ああ、なんて美しい人なんだ、僕と結婚してくれますか
と、いきなり聞くんですよね笑
親指姫、当たり前のように、
はい、もちろん
と、結婚を承諾。
末長く幸せに、暮らしましたとさ。
で、終わるんですよね。
童話のお約束。
親指姫、本当に幸せに死ぬまで暮らしたと、思いますか?
私は、思います。
親指姫が、王子様を追いかけてたら、幸せにはなれなかったと、思います。
見初められて、親指姫はエレガントに、振る舞ったからこそ、愛されるんだと、思います。
童話に出てくるお姫様や王女様って、みんな、エレガントよね。
そして、必ず、素敵な王子様に愛されている。
ジェンダー論的に、そういう固定観念に縛られた女性像は、きっと良くないものとして、扱われちゃうんだろう。
でも、これだけ女性が社会進出して、男性と同権になっても、恋愛、結婚になると、女性と男性の関係は大昔のまま。
ユキコ道ってさ、経済的にも一人でやっていける、自立した女性になるよう勧めているけど、男性に選ばれ溺愛されることが、女性の幸せと、言ってる。
言ってることは、古風なんだよね。
古典的っていうか。
だから、昨日今日、新しくできた考え方でもなんでもなくて、昔から溺愛結婚した人は、いたんだよね。
それをわざわざマニュアル化したら、こんな感じになるんだろうね。
先祖のもうとっくに死んでしまったばあさんも、じいさんに溺愛されてたな。
なんでかっていうと、やっぱりじいさんがばあさんに、一目惚れしたとか、タイプだったとか、だよ。
ばあさんのほうは、まあ、この人なら、いいかしら?
くらいな感じよね。
恋愛結婚がまだ珍しかったころ、それでも男性が一目惚れすれば、溺愛結婚だったんだろうな。
なんて、考えたわけ。
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